売買で使われる表記について
売買物件の場合、『坪』で広さを表します。
では、1坪の広さはどのくらいなのか?というとこで広さについてまとめました。
- 1寸(すん)=約30.3mm
- 1尺(しゃく)=約303mm ・・ざっくり30cmです。
- 1間(けん)=約1,818mm 1間=6尺
- 1尺×1尺(㎡)=約0.9㎡
- 1坪=約3.305㎡ 1坪=6尺(1間)×6尺(1間)(㎡) 1坪=2帖(畳2枚分)
- 1帖(畳)は1.65㎡(1坪の半分)
- 1㎡=約0.3025坪
使う単位は、『1坪 = 約3.305m2』、『1㎡ = 約0.3025坪』 のどちらかです。
一般的には、0.3025を使って計算します。
㎡数がわかる場合:『○○㎡×0.3025坪』もしくは『○○㎡÷3.305㎡』で坪数に変換
坪数がわかる場合:『〇〇坪÷0.3025坪』もしくは『○○坪×3.305㎡』で㎡に変換
※大雑把にわかればいい場合、1坪=3.3㎡とだけ覚えておけば問題はないです。
ちなみに、賃貸で実際の有効寸法を測る場合、㎡数を調べて、
1帖=1.65㎡なので、○○㎡÷1.65㎡=帖数(または、○○㎡×0.3025坪×2帖=帖数)
~ 設計について ~
モジュールとは、設計をする際の基準のことで、多くは尺モジュールを採用しています。それとは別に、mを基準とするメーターモジュールの設計もあります。
尺モジュールは、910mm(半間・3尺)を基本とする設計基準
メーターモジュールは、1000mm(1m)を基本とする設計基準
方眼用紙1マスの大きさ(グリッド)、辺の長さをモジュールといいます。
メーターモジュールの方が1マスの基準が9cm広い設計です。
モジュールは柱~柱の中心の距離を示しています。
廊下がイメージしやすいかもしれません。左右に柱を建てて、壁がある状況です。
柱の中心から向かいの柱の中心までの距離が、910mmか1000mmの違いかです。
実際の施工では、柱の太さ(3.5寸や4寸等・・1寸約3cm)・ボードの厚みがはいり、有効な幅はもう少し狭くなります。(一般的には尺で約780mm、mで約890mmが有効巾)
尺モジュールが一般的です。日本の住宅は畳(畳1枚182mm×910mm※地域によって違いがありますが。尺貫法は全国共通です)で家の大きさを決めてきたことの名残です。
尺モジュールの方が、グリッドの単位が小さいので自由が高いです。
ほとんどのメーカーで尺モジュールを採用しています。(メーターモジュールでイメージするのは積水ハウスかなと思います)
一口に注文住宅とはいっても、どこまで自由になるかは、選ぶハウスメーカー、規格やプランによっては制限がある場合があります。(だいたいオプション等で対応できないことはないと思いますが、費用が提示された金額よりも高額になるケースが多いように思いいます)。あらかじめ強い希望があれば、そのあたりを確認しつつハウスメーカーを選ぶのが良いかと思います。